ローソク足(4本値)

ローソク足とは一定期間における株価の動きを表した指標です。期間別に以下のようなローソク足があります。

日足…1日の株価の動きを表したもの。

週足…1週間の株価の動きを表したもの。

月足…1ヶ月の株価の動きを表したもの。

他に5分間の株価の動きを表した《5分足》や、最も期間が短いものでは1分間の株価の動きを表した《1分足》があります。

どの期間のローソク足を用いるかはトレードのスタイルによって異なります。

例えばデイトレーダーと呼ばれる日計りで売買を完結させる投資家は、期間の短い5分足や1分足を多用し、売買の判断をして行きます。

ローソク足は日本で考案された指標ですが、一目で株価の動きが見える分かりやすさが評価され、今日では世界中のトレーダーが活用しています。

テクニカル分析を行う際には欠かせない指標であり、移動平均線に並んでポピュラーな指標と言えるでしょう。

ローソク足(4本値)改550×314

ローソク足は始値・終値・高値・安値の4つで構成されています。

始値…取引開始時に付けた株価。

終値…取引終了時に付けた株価。

高値…取引中に付けた最も高い株価。

安値…取引中に付けた最も安い株価。

またローソク足は2つの色で表され、陽線は白色(または赤色)、陰線は黒色(または青色)で描きます。

陽線とは株価が始値から終値にかけて上がったものを指します。

買い注文数が売り注文数を上回った事になります。

一方、陰線は株価が始値から終値にかけて下がったものを指します。

こちらは売り注文数が買い注文数を上回った事になります。

陽線、陰線共に胴体部分が大きいほどその方向への勢いがあり、反対に胴体部分が小さいほど気迷いを表します。

胴体部分が小さければ、例え陽線であっても上昇の勢いは弱いと言えます。

一般的に上昇トレンドでは陽線が、下降トレンドでは陰線が出現しやすい傾向にあります。

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