証券コードとは

■証券コードとは

1

証券コードとは、株式や債券など全ての証券に対してつけられる4桁の番号のことを指します。例えば、ソニーの株価を検索すると、ソニー(株)【6758】のように、企業名の横に4桁の数字が表示されています。

ほとんどの場合、証券会社のHPで企業の株価を検索する際、「企業名」か「証券コード」のいずれかを入力すれば、必要な情報を見つけることができます。そのため、「国際石油開発帝石」のように企業名が長く、入力しにくい企業であっても、その企業の証券コードである【1605】を入力するだけで、簡単に検索することができます。

もちろん、全ての企業の証券コードを記憶しておく必要はありませんが、よく検索する企業の証券コードを覚えておくと、検索が簡単になるというメリットがあります。

■証券コードの特徴:上二桁は業種を表す

この証券コードの上二桁は業種を示しているという特徴があります。

例えば、1300番台は農林水産業、2800番台は食料品といったように上二桁の数値を見れば、同一産業にいる企業が分かるようになっています。こうしたことから、「ある企業への投資を検討しており、そのライバル企業との比較・検討をしたい」という場合に、その企業の上二桁のコードを証券会社のHPの銘柄検索欄に入力することで、ライバル企業を簡単に把握するという使い方もできます。

ただし、企業が途中で事業内容を変更したとしても証券コードが変更されないので、近年では証券コードと業種分類が一致していないことが多くなっています。

そのため、証券コードからライバル企業を探す場合、しっかりと現在の事業内容も確認しておく必要があります。

■証券コードの特徴:下二桁は若い方ほど日本を代表する銘柄多い

証券コードのもう一つの特徴は、下二桁が若い企業は大企業が多く、特に、「01」が割り当てられている企業は日本を代表する企業であることが多いということです。

例えば、証券コードが「2801」はキッコーマン、「2802」は味の素、「6501」は日立、「6502」は東芝といったように、下二桁の数が小さい企業は日本を代表する企業が並んでいます。

そのため、株式投資の初心者が投資先の銘柄を選ぶ際には、とりあえずは下二桁の数値が低い企業を探してみることで、リスクの低い投資先を探しやすくなります。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする