証券口座を開設する流れ

株取引を行う際には、まず口座開設を行う必要があります。

「証券会社」と検索してみれば分かる通り、証券会社は数多く存在しますが、どこも口座開設までの大まかな流れは変わりません。

このページでその手順を一通り理解していきましょう。

■証券口座開設までの簡単な流れ

口座の開設方法は、「証券会社を直接訪問する」「資料請求を行う」等の方法がありますが、こちらでは今最も普及している基本的な方法である「インターネットを使って口座を開く」手順をご紹介していきます。

1:申し込む証券会社を選ぶ

まずは口座開設を行う証券会社を選びましょう。

SBI証券、楽天証券、松井証券等と、その選択肢は多岐に渡りますが、ここではネット証券として口座開設数No.1のSBI証券を例に見ていきます。
(ページレイアウトなどは異なりますが、基本的にどの証券会社も口座開設の手順はほぼ同じです。)

2:申込フォームに従い、情報を入力

口座開設と資料請求を行うために、住所や生年月日といった自分の個人情報を申込フォームに入力していきます。

平成28年1月から始まったマイナンバー制度の施行により、口座を開くのにマイナンバーが必要となりましたのでご注意ください。

A: 証券会社HPから「口座開設」ページへ移動

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B: 個人情報を入力し、「次へ」をクリック

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目にしたことがない専門用語もあるとは思いますが、ページ内の解説を読みながら1つずつ進めていきましょう。

特定口座に関しては、サラリーマンの兼業投資家の方であれば、基本的に「特定口座・源泉徴収あり」を選んでおくのがよいでしょう。

特定口座を選んでおくことで、税金の計算を自ら行う必要が無くなります。
詳細は、「口座の種類はどう選ぶ」をご覧ください。

NISA口座やFX口座、銀行口座は後からでも開設が可能です。

無理に同時に申込する必要はありませんが、他の口座開設も予定されている方は、チェックを入れてまとめて口座開設を行いましょう。

C: 包括告知・各種規定等を確認
次に包括告知や規定を確認します。
文章が少々長いですが、重要な内容なのでしっかり目を通しておきましょう。

D: 入力情報を確認し、申込を終了
入力した情報を確認し、申込を完了させます。

3:請求した資料を確認し、口座開設完了

証券会社側でこちらの情報確認が済むと、入力内容が反映された申込用紙等が送られてきます。
記載内容を確認し、本人確認書類やマイナンバーのコピーを用意して証券会社へ返送します。
(本人確認書類をWEBアップロードした場合は更に早い口座開設が可能です。)

4:ログインIDやパスワードの送付

後日、証券会社からログインIDやパスワードが入った書類が郵便書留が送られてきます。

このログインIDやパスワードで、証券会社サイトへログインすることができるようになります。

以上が口座開設の一通りの流れとなります。

■どの証券会社を選べばよいか

今回はSBI証券を例に挙げましたが、各証券会社のサイトを見ると、口座開設までのステップが分かりやすく説明されているので、同じように該当ページから手順を踏んで口座を開設していきましょう。

とはいえ「どの証券会社で口座を開設するのが良いの?」という疑問を持たれる方も多いと思います。

そこで続いては、自分に合った証券会社を選ぶポイントを見ていくことにしましょう。

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