■配当とは
配当とは、企業が株主に対して行う利益分配のことです。
全ての会社が行っているわけではなく、業績の悪い会社や経営方針上行っていない会社もあります。
■企業の利益の判断材料となる
配当の金額は、その企業が利益を出しているかどうかの判断材料にもなります。しかし、株主離れを懸念して、無理に高い配当を出したり、現在は、利益を出していなくても、過去の利益の蓄積から配当を出す場合もあるので、配当だけを参考にできません。
配当はあくまでも予定であり、予想外の業績悪化などから、減配（前期より配当金額が下がること）や無配（配当自体がなくなること）もあります。相場の悪材料となるため、企業は安定配当に苦心しています。
■配当の種類
□普通配当
配当は、通期の決算期だけでなく、中間期にも出す企業があります。この決算期や中間期にもらえる配当を「普通配当」と呼びます。
不定期に配当が出る場合もあります。
□特別配当
特別な利益が出た場合に分配されます。
□記念配当
会社の創業10周年など記念日に出す配当です。
■少ない投資額でも
また優待とは違い、ミニ株でも保有株数に応じて配当がもらえるので、少ない投資額でもインカムゲインが得れらます。
1株当たり○○円という支払い方のため、保有株数に応じて金額が変わります。
また投資資金に対してどれだけ効率よくもらえるかを表したのが配当利回りです。