MACD 【まっくでぃー】【Moving Average Convergence Divergence】

MACDとはMoving Average Convergence and Divergenceの略で、日本語では移動平均収束拡散法と言われている。

相場の周期とタイミングを捉える指標で、2本の移動平均線(MACDとそれを単純移動平均化したシグナルの2本のライン)を用います。

考案者:ジェラルド・アペル氏 

EMA(指数平滑移動平均)を使用したテクニカル指標です。短期のEMAと長期のEMAを使ったEMAの乖離率(MACD)です。そして、MACDの移動平均であるシグナルとともに2本の線で利用して買い時・売り時を見極める分析手法です。

■計算方法

MACDライン=短期EMA-長期EMA
シグナルライン=MACDの指数平滑移動平均

※一般的にEMAは短期は12日、長期は26日、シグナルは9日が使われることが多い。
※計算式はEMA(指数平滑移動平均)を参考にして下さい。

MACD

■MACDを使用したテクニカル分析■

≪買いサイン≫
①MACDがシグナルを下から上へ抜けた時
②MACDがゼロラインを上抜いた時には上昇トレンド

≪売りサイン≫
③MACDがシグナルを上から下へ抜けた時
④MACDゼロを下抜いた場合は下落トレンド

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