究極のオシレーター

Ultimate Oscillator

究極のオシレーターは、ラリー・ウィリアムズ氏が考案したオシレータ系指標の一つです。買い圧力と売り圧力を測ることができ、逆行現象を売買シグナルとします。

テクニカル分析において、オシレーターを指標とする場合、大きなトレンドの過程で何度もダマシが生じてしまうという欠点があります。その欠点を克服するために、この究極のオシレーターの開発を行ったと言われています。

*ラリー・ウィリアムズ氏・・・1942年アメリカ生まれの投資家。ウィリアムズ%Rなどの数多くの指標を考案しました。

計算式.

当日の買い圧力(BP)=当日の終値-当日の真の安値(TL)

真の安値(TL)=当日安値と前日終値の安い方

真の高値(TH)=当日高値と前日終値の高い方

真の値幅(TR)=1.当日高値-当日安値

真の値幅(TR)=2.当日高値-前日終値

真の値幅(TR)=3.前日終値-当日安値

*1~3の内、一番大きい値を真の値幅(TR)とします。

究極のオシレーター(UO)の基本値=「7日間の買い圧力(BP)の合計÷7日間の真の値幅(TR)の合計」×4+「14日間の買い圧力(BP)の合計÷14日間の真の値幅(TR)の合計」×2+「28日間の買い圧力(BP)の合計÷28日間の真の値幅(TR)の合計」×1

究極のオシレーター(UO)=「究極のオシレーター(UO)の基本値÷(4+2+1)」×100

逆行現象を売買シグナルとしますが、買いは30%以下、売りは50%以上の時を対象とします。

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