RSIとは、Relative Strength Indexの略で、「相対力指数」と訳され、指定期間の株価変動から現在株価の割高・割安水準を読み取る指標です。
一定期間における前日比の上げ幅の合計が、同期間の上げ幅と下げ幅の合計に対してどのくらいあるかを算出したもので、オシレーター系といわれる分析手法です。
一般的に、パーセンテージが高くなればなるほど、買われすぎ、低くなればなるほど売られすぎと判断されます。
考案者:J・W・ワイルダー氏で、RSIは、一つのトレンドが動き出したばかりのときは指標としての確実性が薄く、トレンドが終息に向かうにつれて有効性が上がっていくという性質を持っています。
【計算方法】
計算に用いる指定期間は、14、25日間が一般的によく用いられる。
【計算例】
【RSIを使用したテクニカル分析】
計算式上、0%~100%の範囲の推移するが、20%以下は売られすぎ、80%以上は買われすぎとなる。
つまり、RSIが20%以下で買いのタイミング、80%以上で売りのタイミングとなる。