シンジケート団

シンジケート団とは株式や債券といった有価証券の《公募》《売り出し》の際に銀行や証券会社等の金融機関が共同で引き受けるために集まった団体のことをいいます。

通称「シ団」「引き受けシ団」と呼ばれています。

販売網の拡大によって販売力を強化し、有価証券の売れ残るリスクを軽減するのが目的です。

なお発行される有価証券毎に引き受ける金融機関の組み合わせは変わります。

例えば「A株式」のシ団構成は「い証券会社」「ろ証券会社」「は証券会社」で、「B株式」のシ団構成は「に証券会社」「ほ証券会社」「へ証券会社」であったりします。

またシ団をまとめる主幹事のことを《アレンジャー》といいます。

新規上場企業側が選定した《アレンジャー》はシ団を構成する金融機関を選定し、有価証券の《公募》《売り出し》の引き受け業務をシ団の代表として行います。

このシ団と呼ばれる組織が存在することで我々投資家も有価証券を購入しやすくなるのです。

※IPO情報局にも「シンジケート団」について説明があります。

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