スプレッド

スプレッド(Spread)は広がりという意味を持つ英単語ですが、金融取引においては「金利差」や「価格差」のことを指します。

主に外国為替証拠金取引(FX)で使われる言葉ですが、株式投資においてもマーケットメイク方式の取引で使われます。

マーケットメイク方式とは流動性の小さい銘柄において、投資家同士で売買を行うのではなく、《マーケットメイカー》と呼ばれる金融機関と投資家の間で取引を行う方式のことを言います。

マーケットメイク方式では投資家は《マーケットメイカー》が提示した条件で投資家は売り買いすることができます。

例えば提示条件の買いが500円の売りが550円だった場合、投資家は550円で買うことができ、500円で売ることができます。

このときの提示条件の売り買いの価格差”50円”がスプレッドです。

これは投資家が単純に買って売った場合、50円の損失が発生することになります。

一般にこのスプレッドが大きいほど売買しづらくなりますのでそういった銘柄は敬遠されがちです。

もしマーケットメイク方式で売買されるようでしたら、スプレッドの大きさをよく確認して注意したいものです。

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