相場師の最大の敵は自分であって、相手ではない

どんな世界においても、より上のレベルを目指していくにはそれなりの鍛錬が必要になってきます。
日々練習や自己研磨を欠かさないことは勿論ですが、その中でも大事なのは「自分に勝てるか」ということです。
投資の世界でもそれは同じこと。刻一刻と変化し続けるマーケットに対し、どのような姿勢で日々向かっていくかが損益にも直結する重要なポイントでしょう。

■「相場師の最大の敵は自分であって、相手ではない」とは

相場格言に「相場師の最大の敵は自分であって、相手ではない」という言葉があります。
株式相場においては、人あるいはアルゴリズムが売買を行っており、画面の向こうには「敵」といってもいいトレーダーが存在しています。
そういった他のトレーダーの動向に目を見張ることも勿論重要なことですが、それよりもまず何より自分自身を修めることが非常に難しいことでもあるのです。

結局のところ、自分の大切な資金を最終的に扱うのは自分自身なわけですから、自分自身のトレードスキルを磨くことが利益に直結するのは言うまでもありません。
初心者にありがちなのは「どうすれば儲かるか」という勝ち方を追い求め、他人の意見を鵜呑みにしてしまうことですが、それで大損を被っても誰も助けてはくれません。
株式投資は自己責任の世界です。

数秒から数か月までトレードには多くの時間軸が存在するわけですが、どの取引においても自分の投資判断というのは大事です。
「どこで買い、どこで売るか?」
「きっちりと損切りや利益確定を欲に左右されずに行えるか?」
投資の世界というのは非常に奥が深いもので、それゆえに自分自身の投資スタイル・軸を確固たるものにし、柔軟に相場に対応できるようにしていかなければならないというわけです。

■「自分」をいかに高められるかが重要

株式投資を行っていると、様々な考え方をネット、雑誌、新聞などから目にすることが多くなります。
そういった情報も当然大事なのですが、「自分の投資スタイルを定め、自分に勝ち、より成長していくこと」がトレードにおいては重要なことです。
そういった他の投資家の意見を踏まえつつも、自分の考え方にノイズとなってしまうようなことは避けなければなりません。

人の行く裏に道あり花の山」という言葉がありますが、これは人の注目していないところにこそ大きなチャンスがある、という意味を持っています。
自分のトレードスキルや考え方を極めていく中で、思わぬところで他の投資家よりも先に優位性がある情報を見つけられるかもしれません。
自分自身をコントロールすることは非常に難しいことですが、それが出来るように日々努力していくことで、より一歩抜きん出たトレーダーになることが出来るでしょう。

■自分の相場観・メンタルの鍛え方

「相場師の最大の敵は自分であって、相手ではない」という言葉は、自分のスキルや考え方を高めること、自分自身に打ち勝つことの重要性を説いています。
これはトレードにおいて大事な「メンタル管理」とも大きく関係してくるものでしょう。
自らの取引に明確な裏付けや根拠があれば、株価がどう動こうとも冷静に見ていられるはず。
逆に他人の意見を参考にして買ったり、適当な理由で売買したりした場合は、株価が下がると「本当に大丈夫なのか?」と精神的に落ち着かないかもしれません。

自分の取引に自信を持ち、メンタルを安定させられるようにするには「リスクの許容」が大事なものの1つとして挙げられるでしょう。
また日々の取引を省みて考え続け、コツコツと学習していくことも自信をつけることに大きく繋がると思います。

いつ何が起こってもおかしくない相場の世界で長く生き残るためには、「どう他人より抜き出るか」ということも重要ですが、「どう自分を高めていけるか」ということが重要だと言えます。

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