主要株主

■主要株主とは

主要株主とは、企業の発行済株式数のうち、10%以上の株式を保有する株主のことを指します。このことは、金融証券取引法の第163条において明確に決められています。

■主要株主に対する規制

主要株主は、他の一般株主と比べて、その企業にとって重要な株主であり、会社の内部情報を入手しやすい株主と言えます。それゆえ、主要株主がそのある種の特権的な立場を利用して入手した内部情報を不当に利用して利益を出すことを防止するために金融証券取引法によって3つの規制が儲けられています。

第1の規制は、売買に関する報告書の提出です。主要株主はその企業の株式などの売買を行った際には、その報告を財務局や内閣総理大臣に対して提出する必要があります。

第2の規制は、不当利益の返還です。これは主要株主が、その企業の株式を購入した半年以内に、その株式を売却したり、その逆に売却をした後に、その半年以内に買い戻した際に、利益を得た場合、企業はその主要株主に対して株式の売買によって得た利益を返還するよう求めることができます。

第3の規制は、空売りの禁止です。主要株主は、自分が保有する額以上の株式を売却することができません。つまり、一般的に言う空売りを行うことが禁止されてします。

このような3つの規制を主要株主に課すことによって、一般の投資家の保護が行われています。

■主要株主の情報を投資に活かす方法も

また、各企業の主要株主にどんな人物や企業がいて、またその各人物や企業がどの程度保有しているのかといったことは証券会社や各企業のHPなどで公開されています。

そのため、例えば、短期的な売買で利益を出す傾向の強いファンドが主要株主に名を連ねた際には、ある程度企業の株価が上昇すると、そのファンドの利確売りによって、株価が下落してしまう可能性があるなどの予測をすることができます。

このように、主要株主の売買動向が株価に影響を与えることがあるため、その動向に注目をすることは投資における予測の精度を高めるために役立ちます。

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